SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

2010-01-01から1年間の記事一覧

金がない。時間がある。金がある。時間がない。

学生とは時間と引き換えに金がない存在。 貧乏であることが許される時代ともいえます。バブル時代の大学生が高級車に乗ってたなど昔話を聞いても「すげー」とは思いますが、「うらやましい」とは全く思えないです。まあ、ひがみもはいってますけどね。学生と…

日本。技術力。

今まで某日系自動車会社を専門に担当していましたが今月より担当変え。 以前にブログでも書きましたが、スリランカとモルディブを担当することに。今までは駐在のお客様との電話や実際に会って直接話を聞き、見積もりを作ることが主でしたが、メールが主体と…

親父のすごいと思ったこと

インドやスリランカのことじゃなく日本のことをふと考えました。 神戸のこと。垂水のこと。しかも自分の実家のこと。知っている人も多いかもしれませんが、僕の実家は自営業です。 ざっくりいえばリフォーム屋で特に壁紙(クロス)を専門とする会社です。 壁…

同期とじっくり話し込む。

本日は同期の仲間と話し込む一日でした。僕の勤める会社は日本人職員7人という小さな会社。 その中で「同期」というものに恵まれたことはありがたかったと思えます。 彼はインド生活10年という兵。ある程度のヒンディー語と流暢な英語を話ます。 僕の知らな…

大きなお鍋でうどんをゆがく。

日曜の昼下がり。 外食はインド料理かチャイニーズかインド風の西洋料理。 細かく説明するのは難しいですがどれも味がインド人向けのスパイスが効きすぎた代物。 その時はおいしいとおもいますが、体が落ち着く感覚はあまりありません。 インド食だから当然…

海辺のカフカ

インドに出発寸前の関西空港の本屋にて購入した1冊というか2冊。 村上春樹のなかでは長編もの。海辺のカフカ (上) (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02/28メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 706回この商品を含むブログ (962件…

モルディブはホテルでなくリゾート

2010年11月22日(月)午前7時過ぎ起床。うとうとしつつ、昨日読み続けていた「海辺のカフカ下」(村上春樹・新潮文庫)を読む。朝ごはんはゆで卵と食パンとコーヒー。緑の野菜を取らねば。。日本から戻りこの日で1週間。体調も割といい。日本からたくさん持…

hoterudenaku

国際協力ガイド2012

日本帰国中に発作買いした1冊。 大学1回生から毎年買い続けています。毎年秋ごろに年1回発行されるんですね。 国際協力ガイド 2012 変わる世界地図とニッポンの役割出版社/メーカー: 国際開発ジャーナル社発売日: 2010/10メディア: 大型本 クリック: 5回この…

モルジブ売りの小僧。

日本の一時帰国が夢のことだったように感じるバンガロールの藤原です。きっとあれは幻想だったんでしょうね。 炊きたてのつやつやご飯。 大好物のカキ鍋。 たこ焼きよりも明石焼き。 テレビの芸能人でも特に芸人は解読不明の領域に達していました。 女子アナ…

「ネットカフェ難民」のジャーナリスト水島宏明氏の講演会 12月04日(土)京都(龍谷大学ボランティア・NPO活動センター10周年記念講演会)

学生時代お世話になった龍谷ボラセンが今年10周年を迎えます。 10周年記念に合わせ改めて、学生一人一人が社会に対してできることを考える講演会を企画しております。 講師はあの「ネットカフェ難民」という言葉で新しい若者世代の貧困を取材されている水島…

中田塾。インド生活でも成長は。

昨日は神戸にて8か月ぶりに中田塾に参加しました。 わざわざ僕の一時帰国に合わせて日程を調整いただきありがたいの言葉につきます。 中田塾はスタートして1年が過ぎる勉強会となり、参加されている方々のレベルも確実に上がっているようです。これまで7か月…

「またいろいろ教えてください」

日本に帰国し3日目。祖母の見舞いが中心となる帰国だけど、人にお会いする時間でもある。2010年11月06日(土)お昼すぎに幼馴染と中学時代の友達が働く中華料理店「博愛」にて昼食。博愛は神戸市垂水区ではわりと本格派の中華が食べられる店として知られてい…

旅行会社に勤めているなら自然に覚える空港コード

社会人の皆様それぞれ業界専門用語があると思います。 旅行会社にもあります。 一番その中でもわかりやすいのは、空港コードだと思います。 関西空港とか成田とか名古屋とかをアルファベット3文字で表すのが空港コードです。関西(KIX)、成田(NRT)、名古…

社会問題に関わる仕事。僕らの時代。

本日はその中田さんの著作「ボランティア未来論」(コモンズ)を一人読みふけっていました。「ボランティア」という言葉は忌々しい響きが今でも僕の中にありますが、この言葉というか概念はずっと僕の思考の中にくっついてくるだろうと半ばあきらめたり。本…

「足りない病を治す」

昨日から体調不良で布団の中で安静にする1日でした。 布団の中で横になりながら読書。何度も読んでいる本ですが、今の自分にとても響く部分があったので掲載します。 キーワードは「お金」と「時間」。自分への戒めのこめて。 「暮らしの中の工夫と発見ノー…

音楽ドキュメンタリー映画「カンタ!ティモール」試写会&エゴ・レモスライブコンサート 10/28@京都

昨年1年間お世話になったNGO「JIPPO」がコンサート&映画上映会を行います。東ティモール紛争の歴史にも触るこの作品。監督は日本人女性。コンサートは東ティモールの国民的歌手であるエゴ・レモスさん。ティモールコーヒーは有名ですが、ティモールの音楽と…

あなたの人生はどうでしたか。

先週実家より連絡があり日本に一時帰国することになった。 母方の祖母の体の状態が芳しくないとのことだ。 次に僕が帰国する半年後を考えると今、元気なうちに会っておきたいと強く思えた。11月6日頃から11月15日まで日本に帰国します。 新入社員に長い休み…

南インドのヒンドゥー・ジャイナ教遺跡郡を大満喫。

2010年10月10日(日)午前5時ごろ起床。完全な寝坊。この日は南インドの遺跡群で有名なシュラバナべラゴラ・ハレビド・べルールのバスツアーに参加する日。一瞬で準備し、出発。おかげでバスでゆっくり本を読む本を忘れ無念。オートリキシャで同僚というかう…

バンガロールに日本のマンガ喫茶ができた。

2010年10月08日(金)オフィスに出勤。USBを忘れる。致命的ミスに「あーUSB忘れてしまった・・」わざとスタッフにわかるようにつぶやく自分。なさけなや。 お昼休みに、カルナータカ政府観光局にバスツアーチケットの予約。 シュラバナべラゴラ・ハレビド・…

バンガロールを抜け出そう。

と思い立ち。土曜日半日の休みを会社に申請。 祝日も合わせ働き始め3度目の2連休。 ちなみに先週がガンディ誕生日で2度目。 土日休みの良さに慣れてしまったあかんあとおもいつつ。プランもなにもない。とりあえず確保した土日2日間の休み。何かをするという…

走りたい。

最近運動不足この上ない。オフィスに行く時は、車。トラベルデスクへはバス。下手すれば1000歩も歩いていないことがある。走りたい。ジョギング的な走るもいいが、ちょっと本気で走りたい。これでも中高は陸上部。短距離。走る行為そのものは好き。17、18で…

半年雑記。

半年海外で過ごすといろいろ考える。たぶん日本に帰ったらまた忘れるんだろう。だからメモ。 ◎日本に帰るなら関西だわ。 いい気なもんである。帰るなんていつのこやら・・という話なのに、日本に帰るなら関西が良いと勝手に決め込んでいる。カナダに7カ月い…

「サイゴンから来た妻と娘」(近藤紘一著)

昨日10月2日はガンジー誕生日で仕事が休み。前日から花の金曜日ばりに、金曜日の夜は、友達と飲んだり語ったり。飲みながら、日常生活と仕事に没頭していると考えることを忘れるように隅っこにある、だけど大事な話をいくらかでききました。 昨日からずっと…

神戸に市民出資の映画館「元町映画館」がオープン。

市民出資の映画館が今年8月地元、神戸でオープンしたそうです。 その名も「元町映画館」。元町商店街の中にあるそうです。元町商店街は人通りが三宮側に比べて少ないのでぜひ活性化につながってほしいです。株式や有限でなく、NPO法人に近い一般社団法人だと…

男の顔つき

先日久しぶりに電話でかあちゃんと話していたらこんなことをいいました。「お兄ちゃん(僕の兄)が、ようやく男の顔つきになってきたのよ。仕事も自分から前にでるようになってきたし。やっぱり仕事の自信が大きいのかねえ。」実家家業を手伝い始め2年強の兄…

バンガロールにて読書の秋。

先週の祖母に続き、父親より本が届く。いくつか紹介。南インドコーヒーを読むつつ、バンガロールにて読書の秋。いくつか本を紹介。 これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍出版社/メ…

ICC関西の解散。次の段階に入る、それぞれ。

学生時代に一番力を入れた学生NGOが終わろうとしている。 この前、長く一緒に頑張ってきた仲間から今後のことについて連絡があった。 2007年から「関西で国際協力に関わる学生の場所作り」と称してネットワーク系の学生NGO「ICC関西(国際協力コンソーシアム…

ビジット・スリランカ2011。視点を持つ。

スリランカでは2011年より、5年間で観光客を260万人に増やす計画がある。日本が「Yokoso Japan」と称して、1000万人の外国人観光客を誘致しようとするのと同じ具合である。人口2000万人のスリランカが260万人の外国人観光客を取り込むとなるとなかなかのテコ…

読書週間

村上春樹の本を読む1週間だった。読み過ぎだ。仕方ない。24歳のバンガロールで暮らし始めて6か月目の今の僕には、村上作品のフィクションが体にとても入ってくるんだ。場所、年齢、その時の心境など、読書とは自分を映し出す鏡でもある。ノルウェイの森 下 (…