日本に帰国し3日目。祖母の見舞いが中心となる帰国だけど、人にお会いする時間でもある。
2010年11月06日(土)
お昼すぎに幼馴染と中学時代の友達が働く中華料理店「博愛」にて昼食。博愛は神戸市垂水区ではわりと本格派の中華が食べられる店として知られている。まさかそこで、同期の友達が料理人をしているとは垂水に愛着がわいてくる。餃子、春巻き、ひき肉レタス包みなど。自分の知り合いが作ったものを外食として食べる感覚は新鮮。その後、近くの喫茶店でコーヒーをすすりながら将来について話し合う。「これからの10年が勝負だな」と言いあう。
幼馴染の車で大阪方面まで送ってもらう。ありがたい。JR東西線北新地駅近くの紅茶専門店「Musica」にて、スリランカ関連の書籍を多数出版される編集者の方、Musicaオーナーとお会いする。インドでの仕事の話、今後のこと、働くこと、など話させていただく。「タミル語と日本語でのそのLanguage Exchange だけど詳細に記録しておいて。きっと面白いよ。言語は文化だからね」とアドバイスをいただく。コツコツ積み重ねる大切さを考える。
70歳を超えるこのカフェオ―ナーは日本の紅茶文化を作った人といえる。日本で初めての紅茶専門カフェ、またアイスティーの定番アールグレーを日本に持ち込んだのもこの方だ。全国中の紅茶専門カフェに茶葉を卸している。まさに「茶商」でる。学生時代にこの店でアルバイトをしてみたかったと今なって思う。
現在でも紅茶にまつわるコラムを書き続けている。一つのことを極めるとブレナイ軸ができる。軸ができると、専門と関係のない分野のことにも、単なる知識以上の考えをもつことができる。そういう人だ。
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別れ際に「またいろいろ、教えてください」と一言。この一言に完全にやられる。放たれ小僧の自分のインド話にも耳を傾け、常謙虚で学び姿勢をみせられるとへなへなになってしまう。年齢を超え、常に学びとろうという姿勢ってのは、なかなか難しい。僕も70歳になった時にこんな言葉を言えるだろうか。
・学ぶ姿勢
・とにかく続ける
・正直で謙虚
自分にとってのキーワード。言葉だけじゃなく実践、それを生き様で感じていたい。