SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

ICC関西の解散。次の段階に入る、それぞれ。

学生時代に一番力を入れた学生NGOが終わろうとしている。
この前、長く一緒に頑張ってきた仲間から今後のことについて連絡があった。


2007年から「関西で国際協力に関わる学生の場所作り」と称してネットワーク系の学生NGOICC関西(国際協力コンソーシアム関西)」を立ち上がった。立ち上げたというよりは、イベントを続けていくことでいつのまにか団体と称するようになった。


仲間と出会い、なぜ自分は国際協力なるキーワードにここまでひっかかるかを考え、自分たちの問題意識を形にするイベント・講演会・ワークショップなどを続けてきた。


関西地域における、国際協力に関心のある学生のための、橋渡し的役割を多少担ってきたと思っている。


そのICC関西も、前回の学生NGO同士の合同説明会を最後に幕引きとなる。本当に幕引きである。今まで頑張ってくれた後輩も、忙しくなり組織として活動を続けるのが難しくなった。本当に良く頑張ってくれた。


もう数カ月するとHPを閉鎖させる方針。
一抹のさみしさもある。仕方がない。


中途半端に消えてなくなるのはよくない。
辞める時は、きちんと辞めよう。


日曜日に京都駅前のキャンパスプラザであーでもない、こーでもないと、話し合いを重ねたのが懐かしい。

完全にキャパオーバーで、自滅寸前のところを助けてくれた仲間。

未熟な学生のお願いを、快く引き受けくださった講師の方々。

参加してくれた人への感謝の気持ち。

ICCコアスタッフとの出会いは、僕に大きな影響を与えた。

またいつか仕事をする時が来るでしょう。


僕はバンガロールで修行のつもりで頑張ります。

半分くらいのメンバーは、僕を含め海外に散っており残りの人も日本で本腰入れて働いている。

チームで何かに取り組むのも大きなチャレンジだったけど、これからは一人一人がそれぞれの目指す道に入っていく。そういう時期なんだ。

国際協力に関心を寄せる学生の橋渡しなどと言っていたけど、これからは僕らがその人材にならなければあかん。

そういう段階に入っていることを改めて感じる。
さみしさもあるが、自分の抱える、目指すものが目の前にある。

今は前を向き続ける。

http://www.icc-kansai.org/ ICC関西のHP