SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

2015-01-01から1年間の記事一覧

手頃な価格で美味しいウイスキー

少し前、「お勧めのウイスキーありますか?」と質問された。 丁度、通勤途中の電車の中だったので小一時間考えたりした。 美味しいウイスキーは山ほどある。しかし、美味い物は高い。 ボクが答えるべき銘柄は、「バランタイン30年」でも「マッカラン18年」で…

初めてのBARとボンベイサファイア

BARに行き始め2年半が過ぎる。 以前にもBARと名の付く場所で飲んだことはあるけど、自分ひとりでBARの扉を開けたことはなかった。回数は週に1回くらい。これから増えるの減るのか分からないけど、BARのことを書こうと思った。 とりあえず初めてのBARについ…

不毛地帯

山崎豊子著作の「不毛地帯」を読了。全5冊で2500頁を超える大作だけど、楽しいので全く苦にならなかった。主人公、壱岐正が働く近畿商事は現伊藤忠商事がモデルだ。僕の勤め先の程近くの大阪船場界隈が舞台でもあったので、親近感とともに読み進んでいった。…

映画『深夜食堂』

小林薫主演の映画「深夜食堂」を視た。数年前まで深夜帯に放送されたていた人気番組の映画版だ。 以前、会社の上司が朝礼で「先日、『深夜食堂』という番組を視ました。人の温かみが伝わってくる内容で良かったです」と推薦していたのが気になっていた。日頃…

山崎豊子「大地の子」

2週間ほど山崎豊子「大地の子」をむさぼり読んだ。 大地の子(一) 作者: 山崎豊子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/09/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る このテーマで中国を書き切った事がすごい。 「大地の子」は毛沢東、周恩来…

アメリカ素描

下記は、司馬遼太郎の書いた「文化」「文明」の定義と違いについて引用です。 高校生の頃からシバリヨウの小説を読んできましたが、文化・文明という抽象的な言葉をどのような意味で使っているか考えたことがなかった。 ここで、定義を設けておきたい。文明…

二つの祖国

8月初旬に映画「日本の一番長い日」を観に行った。今年の夏は終戦70年ということもあり、「戦争」というキーワードが知りたい欲求の中にキープされている。父親が祖父と大叔父の軍歴証明を申請したりで、戦争とくに太平洋戦争がらみの本や映像作品に意識して…

ムッシュ・クラタ

1か月ぶり位に仕事関連と新聞以外の読み物。著者山崎豊子といえば長編社会派小説の代名詞ですが本作は100頁弱の中編。難なく読めて無性にほっとしました。 ムッシュ・クラタ (新潮文庫) 作者: 山崎豊子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1993/08/31 メディア…

映画「駆け込み女と駆け出し男」

大泉洋主演!映画『駆込み女と駆出し男』予告編 - YouTube 先週末、映画「駆け込み女と駆け出し男」を観てきました。 先々週、映画のロケ地となった姫路の書写山円教寺を偶然訪問した影響でした。円教寺は1000年以上の歴史を持つ「天台宗 西の比叡山」と呼れ…

サントリー山崎蒸留所を訪問。

先日、サントリー山崎蒸留所に行ってきました。関西で最も有名なウイスキー製造現場を社会科見学できる場所です。普段、サントリーのウイスキーをそこまで飲んでないのですが、この機会にジャパニーズウイスキーのメッカに入り込んでみました。 お昼過ぎにJR…

映画『百円の恋』(主演・安藤サクラ)

先々週、元町映画館で安藤サクラ主演「百円の恋」を観ました。上演初日には安藤サクラ本人が舞台挨拶に登場(偶然にもその日は1月17日。阪神大震災から20年目の日)。元町映画館の人脈を見せつけられた感じ。贔屓目の映画館なので嬉しい。 <a href="http://www.motoei.com/" data-mce-href="http://www.motoei.com/">神戸・元町商店街</a>…

「天璋院 篤姫」(宮尾登美子)

昨年末、女流作家の宮尾登美子、一昨年は社会派作家の山崎豊子も亡くなりました。熱中して読んだ作家たちの訃報に、生前にもっと読んでおけばと思うものがあります。講演会に足を運ぶほどでもなく文章を読むだけなのに、著者がまだ執筆活動を続けているうち…

ボリウット映画「チェンナイ・エクスプレス」

ボリウット映画「チェンナイ・エクスプレス」を観ました。 主演はお馴染みシャー・ルック・カーンと相手役はディーピカ。インドでシャー・ルック・カーンを知らないインド人は殆どいない大物俳優(知らないのはテレビがない先住民くらいか)。香港のジャッキ…

船として港としての役割。

毎日、船積書類を扱う関係で「船」と「港」について考えます。 私の地元神戸は、震災前は世界有数のコンテナ量を誇る港。通勤電車からは瀬戸内海に浮かぶ船を眺めるとほっとします。 人間関係も船と港なのかなと最近思います。 一人の人間として僕は船であり…