SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

雑感

ここ数日の雑感。 週末に日本比較教育学会という学会に参加してきた。 入会費や参加費やらで出費がかさむ2日間だった。滞在は、トロント留学の時に出会った友達の家にお世話に。 久しぶりに会ったので、「これからどうするよ」という話になる。 去年の今頃…

人は何を成したかではなく、何を成そうとしたか。

映画「劔岳 点の記」を観た。 CGを一切使わない撮影なので、観ていて逆に怖くなってしまうぐらいの自然の怖さが写し出されている。 ただの自然美だけじゃない。 山に向かう男たちの想い。人生のうちのこんな仕事に立ち向かうことができるのは幸せなんだと思…

児童福祉の問題

仕事帰りに事務局の仲間と飲みに行った。 お坊さんでもあるHさんが「児童福祉」の問題を熱く語っていた。 両親のいない子どもたちが育てられる児童福祉施設。 子どもたちには本籍もない。 親に捨てられたという一生忘れられないイメージが彼らを縛る。 心を…

モチベーションを上げる方法①

べたかもしれないけど、お気に入りの曲を聴く。 特に聴くのはゆずの「栄光の架け橋」とレミオロメンの「3月9日」。 べたすぎて、すいません。。 「3月9日」を聴いたらどうなるか。 この曲は卒業シーズンに合う。 今まで出会った仲間を思い出しやすい曲だ。 …

週末は東京に出没

今日は某大学院の演習を見学してきた。 留学生が多いゼミなので使用言語は英語。 毎週100ページ近い文献を読み、要約を作成して提出する。 疑問質問をゼミ生、教員で議論するというもの。たまたま世界銀行で修行中(短期コンサルタント)の博士課程の人が、…

企業家と職人

「職人」になぜ惹かれ「企業家」にそうではないのだろう。 昨夜はぼんやりそのことを考えた。 簡単にいうと、僕の育った環境にある。 親父が小さなリフォーム会社を経営している関係で、会社を運営するということへの厳しさ、辛さを小さい時から感じているこ…

社会企業家とその時代。

大阪で行なわれた「NGO合同スタディツアー説明会」に団体側として参加しました。 参加者は大学生が全体の8割前後。 女性も全体の8割前後。 「フェアトレードの仕組みはご存知ですか」の質問に半数以上の学生がすでに知っていると答えてくれた。 世の中も少し…

シンガポールはスリランカの言語政策を教訓にした。

スリランカの言語政策について書いてみる。スリランカの言語政策(言語教育)はこの国の長い戦争要因のひとつ。 この国は公用語は「シンハラ語・タミル語」、共通語として「英語」を公式言語と認めている。道路表記でもシンハラ語、タミル語で必ず表記されて…

大学院入試で頭がいっぱいだ。 「え、大学院?」と思うかもしれない。 4月以降から院で勉強したいと急に思い出した。理由は お寺NGOでの活動から、スリランカのことに深く関りだしたこと。 内戦が終結しスリランカ情勢の変化したこと。 来年以降、北部地域で…

「彼ら」と「私たち」の自己満足

自己満足で平和は生まれない。 スリランカ内戦終結から3週間が経つ。 勝った民族のシンハラ人、負けたタミル人。 2つの民族の立場を映し出したスライドがある。惨めな生活、困窮を表す「彼ら」。 戦勝気分に沸き立ち民族の自信を取り戻す「私たち」。 次の…

トモダチ

最近は何から何まで「事務的な人間」になっていた。 NGOでのアルバイト、ICC関西、大部分の日常生活。 どうもおれ自身に人間の匂いがしなかった。 仕事が早いわけでもないのに、大人づら、社会人づら。 電話対応は「いつもお世話になっておりますー。」とか…