SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

日本。技術力。

今まで某日系自動車会社を専門に担当していましたが今月より担当変え。
以前にブログでも書きましたが、スリランカモルディブを担当することに。

今までは駐在のお客様との電話や実際に会って直接話を聞き、見積もりを作ることが主でしたが、メールが主体となります。
「ずっとオフィスにこもりっきりかあ」としょんぼりする自分に驚きました。
自宅から往復3時間のバス通勤はしんどかったですがそれでも、自分のお客さんを持つ感覚は自分のやりがいにつながっていました。

でも運のつきか、幸か不幸かわかりませんが別の担当も任されることになりました。
バンガロール地域の日系企業への営業担当です。
デリーの営業担当の先輩とも協力しながら、自社サービスの営業をやるわけです。


航空券、ホテル、タクシー、不動産、生活サポート・・・etc

今インドではかなりの数の日系企業が進出を初めています。
10年後のインドは、全く別のイメージを日本人に与えると思います。

日本のインド進出は2010年からぐっと増えること間違いないです。
(すいません、雰囲気でものをいっております。。この雰囲気をどうみんなに伝えればいいだろうか・・)


本日は初めての営業訪問。社長に同行。
営業内容云々でなくいろんなことを考えました。

日本の大手企業のグループ会社の現地インド法人の社長さんがお相手。
インドで会社を立ち上げ、数少ない日本人で多くのインド人を雇いつつ、納期を守り、グループオーナー企業への製品を卸していく。このインドの地ではそれはとても難しく、根気がいる仕事です。

インドで頑張る日本人サラリーマン(マンと言いきれる99%男性社会です)。
日本の生きる道は技術、技術、技術。
自動車会社のトラベルデスクを担当していたので技術屋の人たちから影響をうけているかもしれません。

インドで車を作ること。日本で生産していたものを現地で作り上げること。
日本の雇用が先細ることがわかります。現地生産ラインを強化することは日本の産業にどんな影響を与えるのだろうか。。。

それでもこの流れは止められないんだろうな。
インドはすでに生産現場だけでなく、世界一可能性のある市場と化しています。
多くの人がグローバルゼーションの波にのまれています。
僕もその一人です。

日本が生き残る道は技術。これがなくなれば日本のアドバンテージは途上国とってほとんど意味をなさなくなります。
気候変動を止めるのは排出権取引でなく技術革新。

日本が世界の人から尊敬される主な理由は技術力。
こうして僕がインドにいるのも日本の技術力のおかげ。
「日本の技術力」という点をすごく考えるこの頃です。