大泉洋主演！映画『駆込み女と駆出し男』予告編 - YouTube
先週末、映画「駆け込み女と駆け出し男」を観てきました。
先々週、映画のロケ地となった姫路の書写山円教寺を偶然訪問した影響でした。円教寺は1000年以上の歴史を持つ「天台宗 西の比叡山」と呼れる由緒ある寺です。
過去にアカデミー賞作品の「ラストサムライ」や大河ドラマ「宮本武蔵」「軍師 官兵衛」の舞台でもあります。上記映画のロケ地であります。
笑いあり、泣きありの時代物の人情映画。主演は見習い医師で、離縁を円満に成立させるべく奔走す男を演じる大泉洋。相手役の戸田恵梨香、存在感ありありの満島ひかる。他にも堤真一、山崎努、樹木希林など私の好きな俳優陣が勢ぞろいでした。
最初は大泉洋を早口江戸人情話が続いてどうなることかと思いましたが、途中から時代物には珍しく映画の世界に引き込まれました。ただ、スピード感のある場面展開が多いので幕末以前の江戸時代後期の歴史背景が苦手な人は、辛いかもしれません。
ただ、江戸時代は女性から離縁を申し出るため2年間縁切り寺で修行を積まねばならない「歴史」も考えさせられます。（男は女性に一方的に離縁を突きつけることができる。）
一緒に鑑賞した相方さんも、仕事が医療系ということもあり満足していました。
本作品の原作は井上ひさし「東慶寺花だより」。こちらも読んでみたい。
