SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

社会企業家とその時代。

大阪で行なわれた「NGO合同スタディツアー説明会」に団体側として参加しました。


参加者は大学生が全体の8割前後。
女性も全体の8割前後。
フェアトレードの仕組みはご存知ですか」の質問に半数以上の学生がすでに知っていると答えてくれた。
世の中も少しづつ変わりつつある。


今回は、社会企業家を目指す若者が多かった。
「○○大学社会企業学科です」という若者が4人もいた。
「社会企業家を目指しています」と18歳の子達が発言する姿には驚く。
きっとこの人たちの国際協力への入り方は僕と違うんだろうなとも思った。
世の中を良くしたいという明確な目的があるんだろうと思う。
そして自分にとっては「これだ!!」というテーマを探しにきているんだろう。
僕も人生観が変わるような体験ができると思ってスリランカに行ったし、人のことはいえない。


学生運動の流れを組んでNGOに入った年配の世代。
バブルを謳歌しその後の崩壊も経験した世代。
長い不況の閉塞感で会社というものに依存しなくなった世代。
新自由主義的な考えに限界を感じる今の世代。


国際協力に関わった多くの世代の人には、その人の生きた時代が必ずある。
僕にもある。
この子たちは、どんな時代を背負っているのかな?
と未来の社会的企業家たちと話をしながら、考えました。
はたして僕と全く同じか。
それとも違うのか。


余談ですが僕は「企業家」より、「職人」という言葉が好きです。