SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

役割分担

海外生活が長いと日本が恋しくなる。
日本食、お風呂、テレビ番組、昔からの仲間。
海外生活に順応する人は、仕事以外のこういう余暇を現地で営める人がほとんどだ。

インドという地で、ほな自分はと問いただすと、日本の生活が懐かしくで、仕事で忙殺されるときは帰りたいとよく思う。「心は日本にべったり」な自分に気がついたことは海外生活の一番の驚きかもしれない。

日本といっても特に神戸に愛着がある。
生まれ育った街の良さに今頃気づかされている。
社会問題を考えても、国レベルのことでなく神戸レベルで考えながらニュースを見ている。生まれ育った街とは、アイデンティティーの中核をなしているんでしょう。

学生時代、国際協力分野に関心を持っていた。
友人や先輩の中では自分の住む場所でできる活動を大切にしている人がいた。
「Think Globally Act Locally(地球レベル考え、地域で行動する)」
というもの。

そんな中僕は「Think Globally Act Globally(地球レベルで考え、地球レベルで行動する)」
だったように感じる。現場に行く、海外支援というようなものか。

今の僕は、いろんなニュースを見ても自分の街の単位で考えている。大きな国際問題も自分の街とどうつながっているか。「外国人が日本で住みやすくするにはどうしたらいいか」は「外国人が神戸でもっと住みやすくするには」となるみたいに。

物事の考える視点や筋道は、生きていく中で少しずつ変化していく。
どれも間違ってはいない。人それぞれ、役割分担のようなものがある。
誰かに決めてもらうのでなく、自分で決める役割分担。

さて自分の役割と分担とは?