インドビジネスで最近学んだこと。
日本人がインドという国でビジネスを始めることは容易ではありません。
インドのインフラが遅れている、という問題ではありません。一番の問題は「信頼できるパートナー」を持つことができるかです。インドでは外国人が単独でビジネスをできないように法律で決められています。日本の大手企業だって現地企業との提携によって活路を見出しています。日本企業で一番有名なスズキは、「マルチ」という国有系企業との合弁会社です。
大企業であれ、中小企業であれビジネスパートナーを見つけることが最も大きな課題なのです。
かくいう私の勤めている会社も日本人とインド人の共同出資で運営されています。
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インド人上司からビジネスでの心得でこんなことを聞きました。
「知らない天使」か「知っている悪魔」どちらがいいですか？
「知らな天使」というのは、一見信頼できそうだけど実はよくわからない。
「知っている悪魔」は、明らかに信頼できないとわかっている相手です。
インドでビジネスをするとき、必ず信頼に足らない関連会社、人が現れます。それ以外の選択肢が現状でない場合はどうするのでしょうか。そんな時に「知らない天使」が現れたりします。
答えは、「相手が悪魔だとわかっていてこちらが使いこなす」です。
これが日本人がインドでやり合うのは容易ではありません。其の意味でも、インド人のビジネスパートナーを見つけることが戦略的に必要となります。
