SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

恋する本棚

恋するマドリ 通常版 [DVD]

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映画「恋するマドリ」は観たことないです。
部屋の間取り構造ってのは、人間の所有欲をあらわすようです。
映画はいつか観ます。


自分の衝動的な行動といえば、本棚をチェックするということ。
棚にはほとんどこだわりがありませんが、中身の本に興味があります。
別に、自分が知っている本を探すのではありません。
その人の読んでいる本の体系が気になるとでもいいましょうか。
ブログのレビューでなく現実世界なので、その人の脳を覗き見している気分。
「この人はこんな本を読んでいるんだー」と考えるの好きということ。

「へーお前、蟹工船なんか読んでるんや。」
「よくスラムダンクの完全版集めきったな。」
などなど、どうでもいいことをぼそぼそ言うわけです。


部屋のマドリは気にしませんが、人の部屋に入ると、本棚をチェックします。
2分くらい観察するので、友人からは不気味がられます。
無造作に手に取り、パラパラめくることもしばしば。
この行動にイライラする友人も結構います。
本を集めることに重きを置くタイプは僕の行動が許せないのかもしれません。


中学高校時代、友人の本棚をまじまじと眺めていると
「そこにはエロ本はないぞ。」と違う場所を教えてくれることも。
僕の脳を逆に察してくれる心優しき友人たち。


昔、「王様のレストラン」という連ドラがありました。
主演は山口智子松本幸四郎。脚本は三谷幸喜
レストランで繰り広げられる喜劇チックな珍道中がいつみてもおもしろい。

確か最終回前後だったでしょうか、松本幸四郎が演じるギャルソンの千石さんが山口智子演じる女性コック磯野さんに「理想のマドリ」を無造作に語りかけるシーンがあります。

女性コックは「それって口説いているの?」と含み笑顔で、返答。
千石さんのコメントは忘れてしまいましたが、雰囲気からいって小学校高学年の僕にも2人がいい感じだなというのがわかりました。
その時初めて、恋愛にマドリが深くかかわっていることをと知りました。

そして、自分が知らずに似たようなことを好きな女の子にしていたことをフラッシュバックで思い出して、「王様のレストラン」をその子が観ていなかっただろうか・・・と不安になったものです。


まあ、人の本棚に関心があるということを書きたかったわけです。
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