SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

読書についやした年末。

年末年始は読書が進みます。
隙間時間の読書もいいですが僕は1〜2時間続けてコーヒーでも飲みながら、一気に読むのが好きです。
インドだと移動時間に本を読めません。

バス
→揺れ過ぎ。

リキシャ
→頭がおかしくなりそうになる。突然の地面の突き上げに対処できなくなる。。

移動手段と道の両方がよくないので仕方ないですね。

いくつか読み終わったもの、途中のものを紹介。

ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社文庫)

ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社文庫)


映画「スラムドック$ミリオネア」も見ごたえがありますが、小説はより主人の少年の生い立ちがクイズの正解につながった経緯がわかります。経緯そものがインドの現実と未来を映し出しています。著者ビーカス・スワル―プ氏は現在、在大阪インド総領事。

浪花少年探偵団 (講談社文庫)

浪花少年探偵団 (講談社文庫)


東野圭吾の大阪もの。まだ東野圭吾はこれで2作目で1作目はあの「手紙」。こちらは大阪の下町を舞台にした先生と生徒のどたばた探偵物語。少しシリアスなものを読んだ後に読むと良いと思います。日本に帰ったら東野作品をむさぼり読もう☆

心は孤独な数学者 (新潮文庫)

心は孤独な数学者 (新潮文庫)


インドの天才数学者「ラマヌジャン」を描く藤原正彦の数学人物論。死後90年を経てもいまだに完璧に彼の定理は証明されていないものがあるとうからとんでもない天才中の天才。彼を生みだしたインドの土壌と支配国イギリスの関係はおもしろい。

深い河 (講談社文庫)

深い河 (講談社文庫)


2010年読んでよかった傑作中の傑作。先月ちょうどガンジス河を観た直後に読み始めた。ガンジス河を目指すインド人。彼らは死ぬ場所を求めていまでもガンガー(ガンジス河)を目指す。私も実際に死者の火葬の様子がいまでも忘れられない。このガンガーに集まる日本人とその生死観についてキリスト教徒作家の故遠藤周作が描く人間物語。ガンガーに行く人はぜひ読んでほしい。改めに、生きること、死ぬこと、について考える機会となった。

旅する力―深夜特急ノート

旅する力―深夜特急ノート


深夜特急を読んだ人は沢木耕太郎の旅論が深まる1冊。旅とは「途中にあること」。まだ途中です。

インドにいながら日本の本ばかりで恐縮です。。いろんな方が送ってくださる本をむさぼる日々です。本当に感謝しないと。

あけましておめでとうございます。

インド・バンガロールではお正月の雰囲気があまりなく、夜になると爆竹系の花火の音が鳴り響くぐらいです。それぐらいなら結婚式のある日と同じなので大した違いではないですね。

インド生活も10カ月目に突入。

これまではやみくもに仕事をしていましたが2011年からは軌道修正。ぜひしたいです。。
今年の目標は「続けること。丁寧であること。」です。
小さなことでも時間をいとわず、スローペースでも時間をかけて関わっていきたいです。
半人前はとにかく先輩のお手本から学ぶことが大事。基本を身につけ、応用させていく。

仕事だけでなく生活面でも丁寧にありたいです。
食事に気をつかったり、マナーや衣服の身だしなみももう少し清潔していきます。

今日はさっそく昨年に読了した本収納するラックを購入。
スチールパイプ型5段式で本以外にも日本食を収納。いままで段ボール箱にいれたままだったのでずいぶんわかりやすくなりました。さらに新しい枕を購入。かなりふかふかで気にいっています。本棚と枕で600INR(約1200円)。
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年末休みはインド映画の名作「KaL Ho Naa Ho」を観ました。
インドの国民的俳優シャールカーン主演のインドダンスあり、シリアスあり歌って泣ける人気作品だそうです。
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「It is time to Disco!!」の音楽が頭から抜けません。。
それでは。