SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

今週のお題「お父さん」。初めてのお父さん業務。

 6月21日は父の日だった。子どもができると自分自身がお父さんでもあるので、今までより客観的に「お父さん」を扱えなくなってしまった感がある。先週、2歳の双子から手作りの本のしおりをもらった。自分で書いた絵をラミネート加工したもの。子どもから初めてもらったプレゼント。すごくうれしかった。

 

 さて僕にもお父さん(おやじ)がいる。双子の子どもたちのおじいちゃん。今年で、69歳。父は自営業で壁紙や床材の施工管理を行うリフォーム店を経営している。今は私の兄がメインで働き、一部のお客さんだけ担当しているらしい。

 

 私にとってお父さんは、やさしい存在だった。だから自分の子どもたちにも、あまり怒りたくないのだけど、つい言葉が強くなり、表情を険しくしてしまう。

 

 私には5つ年上の兄と4つ年下の妹がいる。兄はお父さんのことが怖かった。逆に私と妹はあまり怒られる経験をしていない。この違いは何なんだろう。今まで機会がなかったので、聞いたこともなかった。なんとなく聞かない方がいいような気がしていた。

 

 子どもができて、娘とくに息子に対してがみがみ言ってしまう自分。これがあと数年経て、子どもができたら接し方は変わるのかもしれない。父親としての私は、すべてが初めての連続。子どもの成長と共に、対応することが増えてくる。緊張感を持ちながらやっている。

 

 私の父もそうだったのかもしれない。年齢的に第一子の時は父親は若かったし、血気盛んで怒り方も荒かったのかもしれないし、そもそも兄がやんちゃだったことも原因ではある。(小学生の兄が家から閉め出され、排水管を上り2階に入っていたことを覚えている)

 

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 ここまで書いての気づきは、お父さんだって初めての子どもに対しては「初めてのお父さん業務」なんだということ。2人目以降は子育てや成長の流れをつかんでいるから、余裕をもって接しやすい。

 

 自分自身の父のお父さん業務を思い出し、これまで手探りだった息子や娘に対する「お父さん業務」を振り返る。やっぱり、心の余裕がなさすぎる。時間に間に合わせるため、自分の都合で動かそうとしている。反省点ばかり。

 

 お題の「お父さん」をいただき、改めて自分自身の今後十数年続く「お父さん業務」をより良いものにしたい、と思う深夜3時です。