SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

考えはよく変わるなあ。

誰かの進路の話を聞いたりすると、自分からアドバイをロクにできないなあとよく思う。なぜなら俺は、一貫性のある進路をろくに歩んでいないからだ。自分ごとで言えることは


「考えはよく変わる」というあっさりしたもの。


小学生の低学年のころ、歴史の先生になりたいなと思っていた。

10才くらいから大学生の途中まで新聞記者になりたいと思っていた。

大学に入ってから、開発援助の仕事に関わりたいと思い始めた。


それで、今の僕の仕事は旅行業である 笑
なんのこっちゃ。理由をつければそれとなくつながっているかのように話せるけど、これが貿易関係でも広告関係でも似たような話だ。


そんな「考えがよく変わる」自分が許せない時期があった。就職活動を始める少し前からだったろうか、自分が新聞記者の仕事にあこがれ以上に、口にできる想いが少ないことに驚いたことがあった。

おいおい、ちょっとまて。10年近く自分はジャーナリストなるものになることを考えていたんじゃないのか、それなのにいまさら引き返せないじゃないか。今までどれだけ新聞の切りぬきをやってたんだ。周りの友達にも先生にも両親にも言いふらしているじゃないか、これはやばいぞ。。

と頭の中で駆け巡った時期があった。一貫した夢を持つことへのプライドをそのことへの実感のなさ。それで、就職活動をしたり、大学院を受けたり、最終的に今の会社でしかもインドで働いている。なんのこっちゃ、と自分でよく思う。人の相談にのれるタマではない。

ただ、いまでも歴史は大好きだ。そこらの歴女よりよっぽど、幕末や戦国時代に詳しいと思うし、新聞を読むことも大好きだし、何より自分の思いを文章にすることになんだか重みを感じている。開発分野への関心は当然のごとくある。

全部は消えてなくなったわけじゃないく、自分の中に確かに今でも蓄えとして、想いとして残っている。それでも今の自分がいる。はっきり言い切れるものはないけど、今の自分には妥協ではない「受け入れる」という感覚がすごいある。多少嫌ことでも、どんやろうと思える。

今の自分はどん底に沈んでいるわけでも、あげあげに突っ走っているわけでもない、なんともいえない時期だ。

とりとめもない。でも自分の言葉だ。1日の休息があるからこそ書けける。休みって大事。