SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

キャリアを積む。

「キャリアってなんだかんだいって大事だよね」
先日、友人と話をしていてこんな結論に至った。


話をしていた相手は、キャリア志向丸出しでもなく、むしろ自分の本当にやりたいことのためなら人生をかける根性を持っている、僕の信頼する期待の星です。

2人で国際協力の世界で働くことについて話をしていた。

キャリア。
高校生にとっては有名な大学に行くことがキャリアともいえるし、大学院で修士号や博士号を取得することがキャリアともいえる。国際協力の世界で国連職員を目指すなら、数年間大手の銀行や商社に所属してから、欧米の大学院で開発学の修士号を取得する・・・とかだろうか。


僕はどうなんだろうと考えると、キャリアというものにある程度依存している。大学を卒業する時点でキャリアを積んでいるともいえる。

青年海外協力隊に行くことや、NGOの海外駐在を経験すること、援助機関の短期の研究員なること。その瞬間にすべてをかける心意気もある。しかし、その先に書く履歴書を全く意識していないなんていえない。国際協力の世界は「一生就職活動」といわれる所以だ。


大学院を受験するのに「キャリアを考えていない」なんて大嘘だ。
「この世界では当たり前だよ」という人もいるかもしれないが、僕の認識ではすでにキャリアを相当十分に積んでいる。学歴社会で生きている。


そのことをしっかり考えながら勉強しよう。
悲観はしない。
ばっさり、位置づけるだけで思考停止するつもりもない。
現実をきちんと見つめよう。
そう思った。