SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

「鶴見良行も最初は文章が下手でした。」

「あなたはもうちょっと文章が書けると思っていました。」

中村尚司先生からの一言。

文章の稚拙さ、誤字脱字の多さを痛感するこの頃です。
むしろいままで、弱点を意識して取り組んでこなかったのが悪い。
良質の日本語が書けないと、英語は絶対に書けない。
母語(常用語)とはすべての基点なんだ。


「確かに生まれもって文章が書ける人もいます。ですが、練習して書けるようになった人もいる。鶴見良行も昔は文章が下手でした。ですが文体を構築して、あれだけの作品を残したんです。」


鶴見良行という人は、アジア各国を歩きまわり「バナナと日本人」「ナマコの眼」など多くの民族誌を書いた人です。以下有名な著書。

東南アジアを知る―私の方法 (岩波新書)

東南アジアを知る―私の方法 (岩波新書)

バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書)

バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書)


辺境学ノート

辺境学ノート

ナマコの眼

ナマコの眼