「僕にはこれしかないんです」
「一度やり始めたら、成功するまでやります」
「やっぱり最後は、意志の力でしょ」
昔はこういうことかなり考えていた。
自分にとっての決定的な何かがあれば、あとは突っ走るだけだ。
そう念じていた。
人の心はうつりかわる。
決定的な何かなど、僕の場合は残念だが「ない」。
3年前に想像していたこと、1年前に描いていたこと、現在感じること。
全部違う。
「私は自分の中に生まれてくる過去との違いを楽しむことを大事にしている」
去年留学していたときに、お世話になった女の人が言っていたことを思い出す。
自分は○○なんだ。
意識化して、さらに確信化することもできる。
それは意志の力でなんとか乗り切れるかもしれない。
こういう人も、きっといる。
失敗してもそれはその人の長い期間で考えれば成功かもしれない。
親や社会からなんとなく包囲されて自分の心の移り変わりに気づかない、気づいているけど知らんぷりしている、心の中で押し殺している人もいる。
社会にでればやらなければいけないこともある。
自分を押し殺すこともあるはず。
だからこそ、意識しないと。
うつりかわりは意識しよう。
PS.そういえば、教育学者パウロ・フレイレの「被抑圧者の教育学」という本の中で「意識化」することが被抑圧者の可能性を高めるとか言ってたっけ。
被抑圧者とか、労働者とか冷戦時代を感じるけど、意識化するのは万人に大切だと思う。
さあ、明日提出のレポートを頑張ります。。
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