SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

ラマダン最終日の晩餐に出席。

神戸ムスリムモスクに行った。
2年前にフィールドワークで訪れて以来、2〜3か月に1度はモスクに立ち寄っている。
イスラム教への関心もあるが、神戸モスクの礼拝施設は重厚な石作りですばらしい。
1935年に建設され、神戸大空襲を逃れた数少ない施設(焼夷弾のため石作りの施設に発火しなかったことが原因)。

たまたま訪問した今日は、モスク中に人だらけでとても賑やかだった。
それもそのはず、明日でラマダンが終わるかどうかの最後の晩餐らしい。
1か月間、断食後にみんなでご飯を食べる共同作業も本日で終わりということもあり、普段参加できないムスリムも本日は全国から集まるそうだ。そんなこんなで、晩飯にありつくことになった。


まずら、みんなで軽いサイドディッシュとして果物やスナックを食べる。
ちょっとおなかを満たすと、礼拝所でみんなでお祈り。
この部分は中途半端にまねごとをすると失礼なので、ノータッチ。
一応、僕は仏教徒としてスリランカでも周りに公言している。
いまさら無宗教でなんとなく関心があるからまねっ子しよとは思わない。


礼拝が終わってみんなで、ライスとチャパティーでカレーをいただく。
作り手は、神戸モスクの向かいにあるレストランの主人が気合いを入れて作っているため、申し分なし。
普段食べれない、家庭的なカレーを体験できた。

そのあと、イスラム教に入信した「日本人」の方と会い、これまでのご自身のいきさつや、ラマダンの意味などを詳しくお聞きすることができた。そのあとは、日本人の方とエジプト人、キルギス人、インドネシア人などで「日本人にとってのイスラム感」について激しい議論。久しぶりの英語。早口の英語にアラビア語の宗教用語が入り、途中なんども「Pardon?」を連発。


本日、日本でお月さまをか確認することができなかったので東アジアエリアのマレーシアで月が観測できればラマダンが終了するそうだ。神戸モスクには、ラマダンは終わったのか?という電話でひっきりなし。

久しぶりに、未知の経験値がアップしたので体が少し熱い。
この感覚は懐かしい。
ちなみに、本日の明石海峡大橋は絶景だった。
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