SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

人の力。集まる東京(国際協力NGOセンター)

シャプラニールさんの事務所を後にして、すぐ隣の(特活)国際協力NGOセンターを訪問。
訪問といっても、情報スペースを見学しながら職員やボランティアの方と雑談。

3つの団体を訪問し東京を歩き回り思うこと。
教育機関、国連事務所の数は、関西と比べ物にならない。
情報のプールになるJANICはそのため、JICAや国連機関との繋がりが深い。
僕がインターンをしていた(特活)関西NGO協議会は違う特色を持つ。

関西にも有能な人材がいる。
しかし、大学卒業やキャリアアップのたびに人材は東京に流れる、集まる。
この実情は企業の本社が東京に移転している傾向とも重なる。
NGOの資金力に企業からの助けは不可欠だ。
社会貢献をつかさどる企業部門はほとんど東京にあるだろう。
東京のNGOを訪問させてもらっても、そのことはわかる。

帰りに、獨協大学の友人とカレーを食べながら
「日本のNGOの力が止まれば、日本の国際援助は終わる。JICAにすべておんぶにだっこ。なんとしてもそれだけは、あってはならない」
後輩だったので、強気で言いたい放題に言ってしまった。
その言葉は、関西と東京の関係でも比較できる。

夜は、小中学校の頃からの友人と新宿でしっぽり飲みに行く。
東京で1人で暮らす友。
きっと関西と東京の違いで戸惑うことも多いはず。
僕の就職先も大阪になるか東京になるかわからない。
すべては日本の社会構造の中で繋がっている。