久しぶりの読書に頭が驚いている。昨日の夜に100ページくらい読み、朝から残りの200ページを読んだ。呼吸するタイミングを忘れることが多く、頭が痛い。。村上春樹にそこまで傾倒しているわけでもないけど、物語に自分なりに共感する点が多く引き込まれた。
物語に登場する男性が想いを寄せる女性とのやりとりに終始共感することが多かった。彼はすごく不器用な彼女との対話、でもかけがえのない唯一な人とのやり取りによって自分そのものを確認する。
関係というか生きていくうえでの必要な作業のようにさえ僕には思えることだ。僕自身、自分一人で深く考えることもある。でも大切な誰か、仲間との会話からポロっと出てくる言葉は自分でも驚くことがある。たぶん、私生活でも仕事でも、こういう作業を誰かと一緒に重ね合わせる生き方をもとめてる節が僕にはある。
気づかない自分の考え、想いに気づく作業。僕にとっては、自分一人ではできないこと。そんな部分が、この小説とシンクロする部分があった。
たくさん文章を読んだので、普段使わない脳の部分を使った。
もう1杯コーヒーを飲もう。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/04/13
- メディア: 文庫
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