SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

お客さん。

2010年8月19日

午前6時ごろ起床。朝1杯の水を飲み、シャワーを浴びてバスに乗り込む。本日は駐在トラベルデスクの勤務日。お客さんは比較的に少なく、少し仕事ができた。

お客さんとの会話も楽しい。トラベルデスクは、昼間は炎天下でプラントの建設を頑張る駐在さん・出張者さんの憩いの場所にしたいものだ。小さな机を部屋の中において、ゆったりしてもらえるようにしようか、お菓子を持ってきて、つまんでもらえるようにしようか、その合間に旅行の相談ができるようになればいいなあ・・など。

うちの会社の中で僕だけのメリットは、お客さんと直接関われることだ。喜んだ声を聞けるし、逆にお叱りの言葉も直接受ける。インターネットを通さない人間関係の世界でやり取りできていることに安心感がある。

ネットビジネスは、接客ベースの商売より、いつでも、どこでも対応できる。人件費を低くすることもできる。でもネットでのやり取りは、その人個人の性格とか考えを100%反映させていない。「メールでのやり取りは、ぶっきらぼうだけど、実際に会うといいお父さん」なんてことのほうが多い。

言葉を文章にすると、無駄な感情を排除する。旅行計画にはお客様の無駄と思うけど、本筋と全然脱線するけど、こうありたいな・・という要望がすごく重要だったりする。

日本では、大手の旅行会社がどんどん、店舗を閉鎖している。机の上に社員を座らせて、お客さんの要望聞いて、見積もりや情報を上げる商売では回転数が遅すぎて、価格競争が激しい旅行業界では不必要な存在になってる。時代の潮流ともいえるけど、そんな中でお客さまとこつこつやり取りができていることがとても幸せだ。

出来ることはいくらでもある。一人でうだうだ考えても仕方がない。俺にはお客さんがいるんだ。そう考えると、頑張るか・・となる。