SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

インド生活雑感

月日がすぎるのは早い。

もう日本を離れ4カ月。
確かカナダ留学生活は7カ月だったけど、インド生活のほうが恐ろしくスピードが速い。1年3分の1が過ぎ去ったというわけです。

去年は読書の年でした。100冊強は本を読んだと思う。
インドに来て新しく読んだ本は2‐3冊。人間ってのは変るもんだ。

やりたいこともころころ変わる。
自分の変化にそこそこ、寛容になれる。

スリランカ好きが講じて、インドに住んでいる。
他の人よりかは多少インドのことが分かるようになった。

この国の勢いは確かにすごい。
インド、インドといいながら、依然として日本人はまだ本格的にインドに入っていない。分岐点はあと、5年後。2015年ごろには遅かれ日本のいろんな会社がインドに入ってくるだろう。2020年にインドを単なる人口が多く、貧しく、ターバンを巻いている人たちといわなくなるだろう。

インドで仕事をすることの難しさ。
この国には制限があまりにも多い。
電気は毎日へっちゃらに止まる。ビルはわんさか建つが、道路や歩道の汚さは、公共の概念を疑ってしまうもの。行政手続きのめんどくささは世界一。徹底した分業制度、分業意識で10の仕事を20人で分け合えている。頼んだことがその通り進むことはまずない。

日本人がインドでのビジネスに後れを取っている部分は、制度のめちゃくちゃさを感じとっているからだろう。だからこそ、この国で会社を営むこと自体がメリットとなり、日本から必要とされる。

僕は起業など考えもしないけど、インドにはまだまだビジネスのチャンスがあると感じる。せっかくやるならインドは未来が多い。

仕事の波にのまれながら、ゆっくりとだけど前進している。ゆっくりの成長はインドの得意技だ。急成長を妨げる材料も多い。それがあるから、なだらかな成長を実現出来てきた。いいところ、悪いところ、全部出し合う。インドは世界一の民主主義国ともいえる。独裁は起こりにくい。住民運動は州の政治さえも変えてしまう。

この国のパワーには恐れ入りましたとなる。そんなインドの2010年7月末頃にインド・バンガロールにいるわけです。仕事は難しいことがおおいけど、本当におもしろ。


仕事の正確さと回転率のアップ。頑張っていこう。