SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

「おくりびと」をインドにて観賞。

2010年5月15日(土)
午前7時過ぎ起床。朝食は食パン2枚、ゆで卵2個、トマト1個。日本のマヨネーズが恋しい。土曜日は昼間まで仕事。インドでは土曜日も半ドンが一般的。月〜金は半袖の白か薄めのブルーのシャツと決めているが、土曜日はポロシャツで出社。
大型見積もりのための情報収集など。ツアーを一人で企画するようになると、相当のプレッシャーがのしかかってくる。お客様にとって人生に1度あるかないかのインド旅行。企画の規模よりももっと、お客様の声やイメージをつかめるようになりたいと最近切実に思う。
お昼過ぎ、退社。先輩と北インド料理専門店で北インドターリー。65INR(約130円)。普段の昼食よりも若干高め。なんだか日本のインド料理レストランに入った感じで、日本人の口にあう味付け。生の薄切り玉ねぎにライムを絞り、カレーと一緒に食べると口当たりがすっきりする。
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途中、インドのコーヒーチェーン店「Coffee Days」でアイリッシュ・コーヒーでしっぽり。自宅では2度目の映画「おくりびと」を観賞。ストーリーはわかっているが、風景の美しさにひきつけられる。山崎努さんの演技がしぶい。「食わないと死んじまう」「食うんだったら、うまいほうがいい」「うまいよな。こまったことに」
原作の納棺夫日記は死について今までで最も考えさせられた本。

納棺夫日記 (文春文庫)

納棺夫日記 (文春文庫)

人の命とは限りあるのも。命への価値の置き方が人それぞれ違う。他者に対してなら長生きを求めてしまう。しかし自分の命はそれよりも充実度を求める。そうでない人生ならば短命であってもよいと思う人もいる。20代そこそこの小僧が死や生について考えるのもどうかと思うが、僕個人は生きるということは誰かと関わることだと考える。自分と関わる人へ何ができるか、何かしらの関係を築けるかが大切だと思っている。自分以外の他者をどうのうこうのいえないけど、自分の死とか生は、誰かと関わることなしに意味をみいだせない。バンガロールにいても、神戸にいても同じ。
夜はスカイプ。その他、ごろごろ。11時すぎに就寝。
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