京都観光のおりに素敵な書店に出会い、インド関連の書籍をまとめ買いした。その1冊が「インドの時代」(中島岳志/新潮文庫)。現代インド史のほかに特にヒンドゥーナショナリズムの影響について詳しく述べられている。
- 作者: 中島岳志
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 文庫
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ヒンドゥー教はインド人口の半数以上を超える宗教。キリスト教、イスラム教、仏教が束になってもヒンドゥー教人口を超えることはできない。スリランカにおける仏教の圧倒的な優位とそれ以外の宗教と構図が似ている。政治家もヒンドゥー教徒の有権者を意識する。正直、僕はヒンドゥー教をほとんどしらない。せっかくインドに行くのだから、この宗教の全域を理解することは難しくても広義の意味ぐらい学んでおきたい。特にヒンドゥー教が特に根付いている南インドは恵まれた地域といえる。「ヒンドゥー教」というキーワードを忘れないでおきたい。