SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

考える時期

大学時代どうして今の自分には考えられない行動力を発揮できたのかと考えると、高校時代の長くやたら考える時間があったからだと思う。
高校生ならたくさんの人がそうかもしれないが、僕もその一人としてやたら進路や人生について考えていた。最終的に進路に向かって勉強したのが、7、8カ月だから考える時間がよほど長く、行動がともなわなかったのがわかる。

その分、大学では何かやってやろうと溜まっていたパワーを一気に吐き出した感がある。それで3年から4年間突っ走っていた。時間の制約もなく自由な時間を謳歌できたんだから、こういう学生は世の中に五万といるだろう。

大学時代の終わりに入り、またいろいろ考え事を始め出した。悪い兆候であった笑 行動力が萎えはじめ、ゆっくりしたいとさえ思うようになった。NGOのことも基本的なことは、自分なりにつかんだと考え、当分は違うことをしたいと思うようになった。

そして、バンガロールにいる。ゆっくり考える時間もない・・といいつつも、いろいろ考えている。人間なんてゾーンというか、かってに集中してしまうことがあれば、どんなに時間がなくてもそれに向かっていく。

「インドで働くこと自体が、挑戦的ですごいこと」なんていう人もいるが、実際働いてみればわかるけど大したことではない。(環境に適応できるかはかなり問題だけど)

最近ようやく人との出会いも増え始め、他者からの刺激を受け始めるようになった。自分もこうありたい、くやしいなあと感じるようになってきた。僕の場合、理詰めの人生プランより、よっぽど出会う人から受ける影響に左右されている。左右されている、ということが自分の中でわかるようになったことが大きな進歩かもしれない。

僕は人との出会いの中で、誰かと一生懸命話して、考えないと、前に進めない。そういうタイプの男だし、結構それが好きだ。

ぐだぐだ書いた。頭の中にぼんやり浮かんだことを、言葉にして噛み砕いていく作業。大切な時間だ。