SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

テーマを決める

2010年5月28日(土)

ブログの模様を変えてみた。こちらのほうが文に集中できるか。思案中。

午前7時半起床。朝ごはん、チーズパン、目玉焼き、トマト、コーヒー。メールチェック。土曜日なのでポロシャツ出勤。

本日はオフィスに出勤。ツアー希望のお客さまの相談メール、日本に
帰省中の社長のスケジュール調整、スタディツアー案の見積もり依頼を電話、メールで行うなど。

お昼過ぎ、駐在官事務所勤務の友人と昼飯。Residency Road近くのショッピング施設「ガルーラモール」で北インドカレー。南インドコーヒー。仕事の話や生活の知恵話(日本米入手方法とか)などざっくばらん。お互い一番レフを持ってるためカメラの話になる。彼のほうが技術は上だ。

友達「せっかくインドに来たんだから、写真を撮りまくりたいね」
俺 「そうそう。でもなんか撮るもの限られてこないかね。料理とか、お寺とかさあ」
友達「何かテーマを持って撮りたいね。形のないものとか」
俺「形のないもの?」
友達「そうそう。たとえば、豊かさとか。撮る人によって全然違うからいいよね」
俺「なるほど。笑顔とかも形のないものだよな。撮る人によってばらばらだし」
俺「そうか。なんでもそうだけどテーマを決めるのが大事だよな。インドっていろんなものが混ざっていて、わけわかんないから流されやすい。インドの情報量に勝てるはずがない。それだったら、自分でこれだって思う軸を定点で持てばいいんだろな。そうすれば、自分の中で安定したインドが見えてくるかも」

そんな会話でした。写真のテーマを決めることから、自分たちのインド滞在のテーマ、定点になるものをきめる大切さに話が飛んだり。こういう会話のジャンプは大好き。お互い本気で話し合っているからこそ、できる技です。お互い「○年間△△で働いた」というだけでインドを終わらしたくないと願うもの同士。良い意味で刺激を受けています。「テーマを決める」という言葉に何か響くものを感じました。

ゼミでお世話になった西倉先生(龍谷大学)が視点を持つことの意義をいつも講義の自己紹介でおっしゃっていた。「ワシントンにいる時も、常にアジアとアメリカという視点で取材にあたっていた(当時通信社のワシントン支局長)」と言われていた。

海外に行けばその国の文化や経済がストレートに飛びん込んでくる。しかし精査しなければ、自分が受けたものをやみくもに消化していくことになる。多すぎる情報をきちんと精査するためにも、自分なりの長期的な視点・見方が必要になるんだろうな。テーマを持って、日常生活や仕事に向き合おうと痛感したひと時でした。

夕方帰宅。スカイプやら夕食。余っていた乾麺にキャベツを投入したラーメン。ごろごろしつつ12時ごろ就寝。