SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

2年目を思う。

2011年4月2日(土)

つらつら書く。

土曜日は仕事が半ドン。気づけば机の前で18時。明日から3泊4日で添乗させていただくバスツアーの資料確認をしていた。2年目を向かえ添乗員として、ツアーのサポートをする機会も増える。

それまでは、正確な見積もりを作ればそれでよかった。今でもきちんとした見積もり、日程表、コスト計算を出すのに相当な時間をかけている。日程表の質感がお客様の関心をひきつける。格安ツアーと勝負はできない。パッケージツアーを販売するだけでなく、ビジネス視察ツアーでは細かな企業からのリクエストにも配慮する。ツアー中のガイド、通訳への確認。お客様への電話。日本の依頼会社への報告。手配会社へのフォロー。決済の段取り。1から10まで自分でやる。

1年が過ぎ、一通りの流れを経験させてもらった。
2年目は、自分で「ツアーを創る」作業も始まる。日本の旅行業法に縛られない、思い切った、日本では絶対に販売できないツアー。頭の中はぐるぐる回る。忙しさを理由にできていないことも多い。

旅行業はお客様を喜ばせる仕事。失敗があっても最後にお客様が笑顔で、楽しかったと言ってもらえれば最低限はクリアになる。お客様の満足度がそこになければ、ただのロジスティックの仕事。


後半線が始まったという感じがある。日本に帰国後のことも考えている。ずっと海外で働くわけにはいかない。責任を持った社会人にならないと・・・というあせりもある。日本の基準から離れていくことの怖さもある。

ここ1年、文章で自分のことを書くことが正直怖かった。ほとんど自信がなかった。大学時代の自信はなんだったのか、ただの過信か。確証がないことはかけないと思うと日記などそもそもかけないのに。

そんな感じで去年1年間は結構、悩んでいた。
よく考えると、留学から帰ってからの大学の1年間もぼんやりしていた。2年間ほど続くぼんやり期。


そろそろ飽きてきた。悩むのも結構体力を使う。

あまり強がりせず、できることの幅を広げる1年にしよう。