SEIJI FUJIWARAのブログ

30代、貿易課で働く双子の父です。

インド人の上司が前の上司の知り合いだった。

私が担当するトラベルデスクは土曜日も開業しているので、昨日は出勤。
インド人の上司とバスで1時間半かけて、バンガロール郊外にある某企業のプラントを目指します。ここでは5000人近い日本人・印度人が共に働いています。1000人以上の人間が同じ部屋で一度に昼飯を食べる光景はまさに、新興国の躍動感が伝わってきます。一応僕もその中の一員です。ここでは朝と昼の食事がふるまわれるので、食費の節約に大きく貢献します。ただし食事は当たり前ですがすべてカレー。小さなかなり甘いアイスクリームやサラダも付いてくるので至れりつくせりです。私以外の日本人も全員、カレーを食う姿に日本人の捨てたもんじゃないなと思います。

さて直属のインド人上司とバスの中で話をしていると、なんと僕と大きな接点があることが発覚。
僕が今年3月まで働いていたNGOの上司とこのインド人の彼は知り合いだったのです。インド人の彼は数年前、日本のNGOの研修生として四国で農業を学んでいました。その時の研修員が、なんと先週までお世話になっていたNGOの上司と知り合いだったのです。インド人の上司は、私の元上司(わかりにくいですね)に大変お世話になり、「I have no word(言葉にできないほど)」と言うではありませんか。

バンガロールでそんな接点を感じるとは、驚くべきことです。でもこれからの人生このような出会いと別れの交差に遭遇する機会がたくさんあるのだろうなとも思います。そうありたいとも思います。きっとこれも何かの縁でしょう。偶然のように感じることも案外必然かもしれません。ちょうど読み進めている友人からもらった本を思い出しました。

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これから僕は多く出会いと別れを経験すると思います。国籍や土地がちがえば、もう本当に2度と会わない別れにもたくさん遭遇するでしょう。それでも自分には一番大切なもの、ことだけは常に意識しておきたいです。